「ビールと炉端」
暁タップス ビアロバタは、暁ブルワリーのビアレストラン。
オーガニックビールと有機野菜と三陸の魚炭火焼き。
いわての山里海のほっこりとする料理をお届けします。
暁タップスは、暁ブルワリーのビアレストランです。
暁ブルワリーは「人に自然にやさしく」をテーマに日本の風土や食文化に合わせたやさしくすっきりとしたビールを造っています。
暁ブルワリーは岩手県八幡平市にあり、八幡平の地熱エネルギーと日本名水百選「金沢清水」と有機JAS認証のモルトとホップを使って醸造するサステイナブルなオーガニックビールです。
ビアロバタのこだわりは、有機の野菜や果物、三陸の魚や海藻、有機JASを取得した鶏肉などを用いた炭火焼です。岩手は、山が深く森が豊かなことから、マタギ文化も色濃く、炭焼き、こけし作りが今も残っています。そして、生薬となる野草も栽培されています。八幡平は秋田、青森と県を境にしています。街道筋として麹や味噌文化も発達しています。
岩手では、内陸と海の産物が必要に応じて交換されてきました。三陸から塩と砂鉄や砂金を米に交換するために険しい山道を馬や牛にのせて運びました。その砂鉄で南部鉄が発展し、奥州の金色堂も出来上がりました。
炭火、こけし、麹、味噌、発酵、そして生薬の野草。山が育んだ文化と三陸の文化合わせて、この店で受け継いで行きたいと思います。
ビールにあわせたほっこりとする山里海の炭火焼料理をお届けします。
和食が、昆布とかつお節で出汁をとるように、ここでは養生スープを基本出汁としています。
昆布、どんこ椎茸、蒸し生姜、ニンニク、唐辛子、松の実、くこの実、蓮の実などの生薬を加えてつくります。
食材は、自然薯、山芋、長芋、椎茸、舞茸、黒ごま、白ごま、黒豆、くるみ、卵、さつまいも、はちみつ、わかめ、三陸の魚、鶏肉などを基本として、ビールと一緒に召し上がる料理は、
体の温熱と寒涼のバランスがとれるように組み合わせを考えてつくります。
野菜や果物は、有機食材であることを心がけ、卵や食肉は化学飼料を用いずに飼育されたものを選んでいます。特に鶏肉は、有機JAS取得のものを用いています。
ビールも発酵食品ですが、八幡平の塩麹、甘酒。、わしの尾の酒粕、地元由来の物を使って、発酵食を作っています。
美容にも健康にも発酵食は取り入れたいものです。
しかし、一番の養生は、大好きな人と笑って、楽しく食事をすることだと思います。笑って免疫力アップです。
ビアロバタは、そのお手伝いをさせていただきます。
養生な食材
炭火焼穴子と天然舞茸の養生鍋
三陸の鮭の西京焼き
焼き黒ごま豆腐
天然舞茸と山芋のビールフリット
三陸カルパッチョ
1,秋の山と春の山 安比舞茸と松茸、そして山菜たち
キノコの女王といわれる舞茸。安比の森と同じ環境で育てられる菌床の舞茸。香りが高く色が濃く歯応えがあるのが特徴です。
そして、10月には安比の森で、ほんの数週間、天然舞茸が採れます。希少で特別な数週間です。安比舞茸の他にも八幡平の名産として松茸が多く採取されます。春には多くの人たちが山菜を集めに山に入ります。豊かな山が育てる滋味溢れる食べものこそがごちそうです。
2,三陸の名産、大穴子、帆立、牡蠣
三陸では、鮭、さんまが主力海産物でした。最近では、漁獲量がかなり減りました。三陸はリアス式海岸の特徴を生かした海洋養殖の研究が盛で、帆立、牡蠣は良質なものが作られています。
また、天然物で言えば、大穴子は三陸の裏キングと呼べるほど収穫されます。身が厚く食べ応えのある食感です。10月にはより大きく脂がのって一番の旬を迎えます。
4,真崎わかめとウニとアワビ
東日本大震災の支援活動に縁をいただき、真崎わかめの応援をしています。北限のわかめと言われ、寒流にもまれて育つので緑が濃く肉厚で歯応えがあるわかめとなります。
1月から早採れわかめの収穫が始まり、5月には天然わかめが収穫されます。この豊かなわかめを食べて育つ、田老のエゾムラサキウニは繊細にして上品な甘みを持ち、
エゾアワビは小ぶりですがしっかりした身質で風味がよく刺身がおすすめです。岩手にはウニとアワビを一緒に汁物にするいちご煮というものがあります。
安比の天然舞茸
安比の森
八幡平山頂
八幡平ミズの実の塩漬け
三陸の水タコと真崎わかめ
三陸の大穴子
田老町 三王岩
田老町 間引きわかめ漁
真崎わかめ
えぞあわび さしみ
蒸し牡蠣
広田湾 牡蠣たな
ウニ
小石浜 ほたて
八幡平の作り手たちは、この大自然の前において真摯に向き合っている人が多いのです。言葉すくなく謙虚な姿が食物にもそのまま反映されているようです。
暁ブルワリーもその姿に見習って静かに水を丁寧に扱いビールを作っています。
画像の一部はハチクラWEB から抜粋しています。https://hachimantai.shop/
暁ブルワリー
日本で唯一のオーガニックビール専門の醸造場。岩手山の育む日本名水百選の名水と八幡平地熱の活用で、循環型ブルワリーを目指す。メインビールは、八幡平山頂の奇跡の絶景「ドラゴンアイ 」から名付けた。
天然のまいたけは「キノコの女王」とも呼ばれる幻の存在。安比まいたけは、温度・湿度・酸素を絶妙にコントロールし、自然環境下でのまいたけの生育状況を忠実に再現している。
土にこだわり自然栽培で山ぶどうを作っている。通常よりも収穫は遅く霜を二度あててから行うのは寒さがぶどうの糖度をあげるため。
馬ふんと地熱。自然の力でつくる「マッシュルーム」。フランスのシャンピニオン・ド・パリというマッシュルーム同様に、馬きゅう肥で育て、八幡平地熱を活用しながら生産。
純度100%のはちみつ。安比高原や八幡平を飛び交う蜂が集める蜂蜜は、この大地の味。ミツバチが居心地の良いように巣箱を整え、自然とミツバチと人の共生をしている。
薬をつかわない飼育にこだわった健康卵。
鶏の飲み水は七時雨山の地下水で、餌には、暁ブルワリーのモルトカスと乳酸菌や酵母を与え、鶏の健康第一に考えている。
地酒は醸された地で、地元の食とともに味わってこそ八幡平の地酒といえば「わしの尾」。八幡平市民の絶大な信頼を持つ酒蔵。暁ブルワリーでは、日本酒酵母のビールを試作中。よきアドバイザーである。